高速道路走行時に油温が120度になる問題
まだ気温も上がりきっていない5月に高速道路を走行していたところ油温が120度まで上がった。
車自体がリミッターをかけているのか、熱ダレなのかは不明だけど、油温が120度まで上がると急に走りが悪くなる。
車が制御してくれているなら問題ないような気もするけど、エンジンオイル自体が120度には対応していない。
いろんな添加剤が熱でやられて劣化していくとのことなのでなんとかしたい。
オイルパンにヒートシンクを貼る
オイルクーラーを取り付けると言うのは最終手段にしたい。
取り付けるとしたら油圧・油温センサーを取り付けているアダプターからエンジンオイルを取り出し・・・など狭いスペースに配管する必要があり難航しそう。
そして、オイルポンプがどれくらいのサイズのオイルクーラーに対応しているのかも分からない。
そういうことで、オイルパンにヒートシンクを貼ってみることにした。
オイルパンは直線部分なんてほとんどないので、曲がるヒートシンク。
ミッションケースやデフケース、インタークーラーパイピングなど、さまざまな発熱体に貼り付ける放熱フィンです。ARCのノウハウが集約されたフィンと熱伝導性に優れた特殊粘着シートにより、貼り付けるだけで高い放熱効果を発揮します。本体はフレキシブルな設計になっており、曲面でも追従し貼り付けることが出来ます。また、カッターナイフなどで任意のサイズにカットすることができます。
ARC 【エーアールシー】 クールフィン
オイルパンを洗う
まずは油分を完全に取り除くためによく洗う。中性洗剤でゴシゴシ洗う。エンジンオイル交換する際にエンジンオイルが垂れる場所なのでなかなかキレイにならない。
オイルパン外側に中性洗剤を塗りタワシで擦り水で流す事を何度も繰り返す。
4~5回目位にはオイル汚れなどもキレイになくったので、最後にシリコンリムーバーを吹き付けて拭き取る。
ヒートシンクを貼り付ける
オイルパンの底には今回購入したヒートシンクは2枚貼れそう。全面には1枚。残りの1枚はカットして貼れそうな場所に貼っていくことにした。
付属の熱伝導両面テープはものすごく柔らかく、ヒートシンクに貼るために1枚だけ紙を剥がしたいのになかなかうまくいかない。
オイルパンの底に2枚。全面に1枚とカットした半分くらいを貼ることができた。
走行後、1時間近く置いたけど、ヒートシンクを貼ってるとヒートシンクが薄っすらと温くなっている。
期待できそう。
テスト
- アイドリングである程度まで水温・油温を上げておく。(アッパー・ロア:90度 油温:100度)
- 上記の状態で走行し油温が下がるか試してみる。
- ファンが回ってしまうのでエアコンは切っておく。
上記で試してみたところ、ヒートシンク取り付け前と取り付け後では水温計(アッパー・ロア)と油温には変化がなかった。
ヒートシンク自体は結構熱伝導率が高いことは貼り付けの時に確認できたし、それなりに表面積も大きくなっているのでヒートシンクを貼ったほうが放熱はしやすくなっているはず。
しかし、油温計に変化が出るほどの効果はなかった。エンジン内に行くエンジンオイルは若干温度は下がっているのかな・・っても思うけどこのあたりは測定する手段がないので不明。
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