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マキタ互換バッテリーに注意

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ヤフーが「マキタ互換バッテリー」出品に注意喚起

Yahoo!オークション・Yahoo!フリマで、適切では無いPSEマーク表記があるマキタ非純正バッテリーが大量に出回る可能性があると注意を呼びかけています。

これらの非純正バッテリーには、PESマークが表記されているにも関わらず、届出事業者名の記載がなく、電気用品安全法に違反する可能性が高い商品とのこと。

中華 マキタ互換バッテリーで火災

過去にもマキタ互換バッテリーが原因で火事になった事案がいくつか紹介されています。

【閲覧注意】爆発したバッテリーが原因で火災が起こり僕の趣味を全部失いました

バッテリー内部の絶縁体が劣化(不十分)でショートしたことが原因と考えられています。

火災の保証は期待できない

アマゾンジャパンの対応

Yahoo!オークションや、フリマサイトは個人売買が基本なのでもちろんなのですが、Amazonもこういった事故に対して責任を取りません。

出品者や商品を審査する義務・消費者が不足の損害を受けた際の補償制度の義務がアマゾンジャパンにはあったとして、被害者は東京地裁に提訴しましたが、地裁判決は「原告はアマゾンの問い合わせフォームを利用してメーカーと連絡を取り、和解を成立させることが出来た」「アマゾンによる商品の審査については、義務までとはいえない」として請求を棄却しました。

米国アマゾンの対応

同様の裁判はアメリカでも多数起こっているそうで、被害者側の勝訴判決が相次いでいます。

それを受けて米国アマゾンでは1,000ドル以下の賠償請求であれば直接保証金を支払うと規約を改定しました。

中国メーカーの対応

被害者は中国メーカーとAmazonの問い合わせフォームを利用し連絡を取りましたが、日本の法律には規定のない「家財損壊証明書」の提出を求めてきたとのこと。

結局、メーカー側は「見舞金」として弁護士費用相当額を支払ってきたが、「直接の製造業者は別」とし、火災の責任自体は認めなかったとのことです。

結局泣き寝入り

この被害者は火災保険で1,000万超の損害のうち、約730万が補償されました。

中国で裁判を起こすにしても数百万の費用がかかるわけだし、結局泣き寝入りです。

Amazonで中華業者を表示させない方法

Amazon側が悪質な業者を野放しにする以上、自分で対策しないといけません。

ブラウザ(Chrome)でしたら「AmazonSeller Filter」という拡張機能をインストールすることで中国の出品を非表示にすることができます。

どこの製品でも無人状態で充電しない

中国製のバッテリーばかり問題視されますが、日本製なら大丈夫!ということでも無いと思います。

日本製の安全神話は遠い過去のものと思っています。昔なら考えられないような事故・不具合・不正などを日本企業の大企業も起こしています。

バッテリーの充電は無人状態では行わない事が大切ですね。

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