塩ビパイプでシャワー用の水タンクを作りたい
直径10cmの塩ビパイプでアウトドア用の水タンクを作り、釣行後のシャワーや手洗いに使いたい。
前回までの失敗点と対策
前回までの失敗点は以下の通り。
- ジョイント部分から水漏れ
- U字型に作ったので坂道に駐車すると水が水栓と逆に溜まった時に十分に使えない
ジョイント部分から水漏れ
塩ビパイプのジョイント部分から水漏れしていた。ポタポタ垂れるくらいなので早朝に水を入れて釣りから帰ってきたらシャワーに使える水なんてほとんど残っていなさそう。
色々なサイトや動画を見てみた結果、以下のことが分かった。
- 塩ビパイプのカット部分はしっかり面取りする
- 素人が使う塩ビパイプ接着剤は、遅乾の物を使うべき。速乾性の接着剤だと10cmとかの塩ビパイプに塗っているうちに乾いてしまう。
- 大きな径の塩ビパイプ用の接着剤には大きな筆がついている大きなサイズの物を買う。
面取りをしっかりしていないと、塩ビパイプを差し込む時に接着剤をはいでいってしまったりするとのことと。
速乾性の接着剤は本当にすぐに乾いてしまう。すぐに乾いてしまうため塩ビジョイントに差し込む際に十分に差し込むことが出来ずにそこから水漏れするとのこと。
U字に塩ビパイプを組むと十分に水が使えないことがある
塩ビパイプに水を入れるまで気づかなかった。水を入れてみると事務所前の道がおもったより坂道で、なかなかのぞき穴部分に水がこない。
やっとのぞき穴部分まで水が来たと思ったら、少ししたら空気抜き用の穴から水が吹き出てきた。
塩ビパイプ満タンになるまで水を入れる必要はないのだけど、問題はこの水の偏り方だと坂道で駐車するとせっかく入れた水の半分は使えないこともあることが発覚。
横着せずにO字に作り直す。
塩ビパイプで作った水タンクを下ろしてぶった切る
せっかく作った塩ビパイプ製水タンクだけど、再度下ろしてぶった切る。
今回、再利用できそうな部分は塩ビパイプに給水するバルブのところのみ。その他ジョイント部分は再度購入して作り直す。
全体的に短くなってしまうけど前回若干後にはみ出ていたので短くなっても問題なし。
水漏れしていたジョイントを確認
水漏れしていた部分のジョイントを確認してみると確かに差し込み不足。
接着剤が乾いてしまい途中から差込できなくなってしまったのだと思う。
今回は、遅乾な接着剤を買ってきたのでしっかりと差し込めるはず。
レシプロソーが便利
今回、塩ビパイプのカットに友人が購入したレシプロソーを利用。色々コツは必要だけど、塩ビパイプのカットはとても早い。
バルブとか水栓を取り付け
空気抜き用のバルブや空気を入れる用のバルブ・水栓などを前回と同じ手順で作り込んでいく。
前回、タカギのホースジョイントをきつく締めすぎてしまったので蛇口を変形させてしまった。蛇口部分のみ探していたらいい商品があった。蛇口のままでジョイントできるすごい蛇口!
角度の印をつけて組み立て
2本の塩ビパイプの長さも揃えてすべて組みててて完了。
24時間後に水を入れてみる
置換性の接着剤は24時間待ってから圧をかけると説明書きに書かれていたので翌日まで置いてから水を入れてみる。
今回、水のたまり具合を見るために透明の塩ビパイプジョイントを3箇所に使った。水量と偏り具合を確認することができるので便利。
バルブの根本から水漏れ
水をいれるときには問題ないけど、コンプレッサーで空気を入れてみるとバルブの根本部分からエアと水が漏れてきた・・・
ゴムパッキンも両側に入れて対策したはずのに・・・思い当たる節は、この部分はバルブ2つ取り付けするのに、50mmの蓋を使ったことで塩ビパイプがしっかり差込できなかった。仕方がないのでシーリング材を塗りたくった。
それがパッキンに悪影響与えたとかかな?
水栓の取り付け角度を間違った
もっと致命的なミスは、水栓取り付けはどこよりも低い位置にするべきなのに、タンク部分と平行に付いてしまった。
接着の時に若干下になるように調整したけど、甘かった模様。
修正するべき点
- 空気抜き、空気入れ用のバルブを取り付ける蓋のサイズはもっと大きいものにする。
- 水栓の取り付け位置はもっと低い位置になるようにする。
- シャンプーのポンプのように可能な限り水が溜まる場所から水を吸い上げる用工夫する。
完成記事
何度もやり直して完成した記事が以下。
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