プラグコードのピンが割れていた
先日、プラグコードの抵抗値を測定しようとしていた時に気づいたプラグコードのピンの割れ。
イグニッションコイルの交換でエンジンはかかるようにはなったものの、プラグコードのピンが割れているのも問題。
新品と交換することにした。純正品は2万近いので、NGKのRC-FE60を注文。これがサンバートラック(TT1)に適合。
新品プラグコードの抵抗値
新品のプラグコードが届いたのでとりあえず抵抗値を測定。既定値・旧プラグコードとも比べて抵抗が半分ほどになっている。っていうか、規定の抵抗値を下回っている。
ケーブルNo | 規定抵抗値(KΩ) | 旧プラグコード(KΩ) | 新プラグコード(KΩ) |
1 | 4.6~8.5 | 6.62 | 3.3 |
2 | 4.0~7.5 | 5.8 | 3.0 |
3 | 3.2~6.0 | 4.74 | 2.4 |
4 | 2.9~5.3 | 4.33 | 2.2 |
プラグコードの抵抗が低いメリット・デメリット
抵抗が小さいことを重視するよりも安定してプラグが火花を出せることが大切だと思うけど、抵抗値が低いことのメリットとデメリットをまとめてみた。
メリット
- 抵抗が小さいのでスパーク力があがる
- 電流のロスを防ぐのでスパーク力があがる
デメリット
- 抵抗が小さくなると電圧が下がるのでスパークしづらくなる
- 抵抗が低すぎると電圧がかかる時間が短くなるためスパークのために十分な時間がとれない
- オーディオ機器に影響するノイズを発生
- 低抵抗すぎのプラグコードと非対応のコイルをあわせて使うと故障の原因
プラグコードの抵抗まとめ
低抵抗のプラグコードを使う件に付いては賛否両論。そもそも、低抵抗のプラグを作ること自体は対して難しいことでは無いと思う。
その中でノイズ対策を施したりとかそういう処理があるのだろうけど、それ以前に「車がその低抵抗プラグに対応しているのか?」という問題があるんだと思う。
今回、既定値以下の低抵抗のプラグになったけど、このあたりは走行してみないと良し悪しは判断できない。
そして、今回購入したプラグコードは「低抵抗」と言うほどの高い商品でもない。
プラグコードの取り付け
取り付け順を間違えないように1番から順に交換。沖縄にプラグコードが売られていないので古いプラグコードは保管。2番はもう駄目だろうけどそれ以外は使えるし。
ゴムが新しいのでとても柔らかい。そして、柔らかすぎてプラグ側が刺しづらかったけど金属部分のあたりを感じながら差し込んで完了。
取り付けた後に気づいたんだけど、純正の元々のプラグコードより若干長いような気もする。しかし、長さは図らずに取り付けてしまった。抵抗は低めなので問題ないかな。
加速がスムーズになった
今回、イグニッションコイルとプラグコードを交換したおかげで加速がかなり良くなった。同時に交換してしまったのでどちらの影響で良くなったのかは不明。
プラグコードの抵抗が低くなると様々なデメリットはあるようだけど、元々2番のプラグコードのピンは割れていたわけだし、それ以下になるってことは考えづらい。
そもそも、今回購入したプラグコードは低抵抗プラグコードとはいいづらい安いプラグコード。気にするほどの物でも無いはず。
走りだしや加速はかなり良くなったので問題なし。
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