荷台の水が抜けない
今年の沖縄は梅雨前から梅雨中は物凄い雨量でした。3月・4月は過去最低のダム貯水率で40%台でした。
もしかしたら夜間断水などが始まるのでは・・・と心配されましたが4月後半から梅雨中の豪雨で一気にダムの貯水率は100%近くまで復活しました。
大雨の時に気づいたのですが、荷台に水が貯まると朝になっても排水されていないことが何度かありました。
荷台のアオリの間から水は抜けてくれるはずなのですが、水が抜けやすいように作られているスペースは各種配線が通され狭くなっています。
そこにゴミやホコリがつまり排水しづらい状態になっていました。
水抜き穴を作る
配線を通すための穴を新設すれば解決な気もしますが、今回は水抜き穴を作りました。
単純に穴を開けるだけだと、水が抜ける際荷台の裏側を伝ってしまいそうです。問題はないんだろうけど、なんとなく錆びそうだし嫌な感じがします。
塩ビパイプで水の通り道を作って荷台の裏側になるべく水がつかないようにしました。
塩ビパイプとジョイントを使う
事務所に転がっていた塩ビパイプとジョイントを使います。
これをまずいい感じのところで切断しました。ジョイント部分で荷台に引っ掛けて落ちないようにします。
ジョイントだった部分を削る
ノコギリでカットしただけでは、ジョイント部分が厚すぎ水も抜けづらいのでグラインダーで薄くしていきます。
また、荷物などが引っかからないように角もなくしていきます。
なるべく薄くし、角も落としていい感じになりました。
荷台に穴を開ける
塩ビパイプと同じサイズの穴を荷台に開けます。しかし、開けたい場所は荷台の強度に関係ありそうなものが入っていたり、車のフレームがありました。
少し妥協した場所になりますが、荷台裏に何もない場所に穴を開けていきます。
最初は普通のドリルで小さな穴を開けますが、今回必要な穴のサイズは塩ビパイプのサイズです。おそらく22mmくらい。
ステップドリルで簡単に穴を開けることができました。
塩ビパイプを差し込む
荷台に開けた穴に錆止めをしラッカーで塗装した後に、塩ビパイプを差し込んでみます。
荷物に引っかからないし、ある程度水は抜けてくれそうです。
助手席側は20cmくらいの長さで直線のまま、運転席側は冷却水のリザーブタンクの上になったのでジョイントで回避しました。
排水テスト
水を掛ける前にまず荷台のホコリなどをブロワーで飛ばしました。結構な量のホコリがありました。
荷台に穴を開けなくてもマメにこうやって荷台のゴミやホコリを掃除しておけば水が溜まりっぱなしってことは無かった気もしますがw
ホコリも飛ばしたので、洗車がてらテストしてみました。
無事、新しく開けた水抜き用の穴からも排水されました。
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