スピードメーターが動作しない
車検が切れているのでずっと気づかなかったけど、前オーナーから「そういえばスピードメーターが動かないんだった!」と連絡を貰う。
前も同様の症状が出て、センサーの交換をしたら直ったとのこと。原因は錆で・・って。
コイル付近に磁石を通すだけなのに、錆ってどこのことだろう。と調べてみた。
磁石は確かに錆びている
フロントホイールを確認していくと、確かに六角の穴に磁石が埋め込まれているみたい。っていうのも錆びてゴミなのか磁石なのか判断できないw
鉄を近づけてみると結構くっつく。このゴミのような物体がセンサー用の磁石らしい。
しかし、ここに磁石をつけるならセンサー位置がおかしい気がする。自作したんだろうステーでセンサーを固定しているけど、磁石までの距離が遠いしずれている気がする。
センサー部分に磁石を近づけてメーターが動くかテスト
センサーを外して、他の磁石などを近づけてみて本当にスピードメーターが動作しないのかテストしてみた。
このセンサーのネジは錆びまくって速攻で舐めた。こういうときのためにワニドラ!サイズが合わなかったので少し苦労したけど、無事ネジを取り外すことができた。
バイクには+2のサイズでは大きすぎる箇所が各所にあるようなので、ワニドラの新商品(+1)も注文しておいた。
ネジ入れの磁石や溶接用の磁石をセンサーに色々な角度・距離から近づけてみる。これでダメならセンサーまるごと交換になる。
溶接用の磁石を近づけてみると、普通にスピードメーターが動いた。
スピードメーターが動作しなかった原因
センサー部分を一度交換したにも関わらず、スピードメーターが動作しなくなった原因は以下の通りだと思われ。
- センサーの磁石が新しい時は磁力が強いので正常に動作。
- 磁石が古くなってくると磁力が弱まってスピードメーターが動作しなくなる。
スピードセンサーの取り付け位置を変更
スピードセンサーの取り付け位置がまずいようなので、これを変更することにした。元々ついていたステーではダメなのでステーから作り直し。
L字のアルミを切断しボルト用の穴をあける
事務所に転がっていたL字のアルミを適当な長さにカット。
カット後、ボルト用の穴をあける。
仮止めして合わせてみる
ボルト穴も開いたので、仮止めして距離を見てみる。
現物合わせで作った割には結構いい感じにスレスレの隙間で固定できた。
角を取って塗装
ボルト穴などは良さそう。角が残っていると色々危なそうなのでグラインダーで角を取って行く。
アルミのままの色だと浮きそうなので、マットブラックで塗装。アルミには塗装が乗りづらいとどこかで聞いたので、染めQを使ってみたけど見事に弾いてNG.
マフラーに使った塗料が残っていたのでそれを利用したけど、何故か塗装が割れる・・。仕方ないので割れが見えなくなるまで何度か吹き付ける。汚い塗装になったけど車体も汚いのでうまい具合に馴染んだw
おそらくこの塗装はすぐに剥がれると思うので後から考える。
取り付け
後は取り付け。本締めして完了。
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