ヘッドライトがおかしい
CB400SFを触り始めてから薄々なにかおかしいと感じていたヘッドライト。
前のオーナーもヘッドライトの不具合のことは言っていて、「たまに点灯しないからヘッドライトをまるごと交換する予定だった」と交換予定のヘッドライト一式ももらい、私が交換していました。
交換後も何かのタイミングで点灯しないとか怪しいとは思っていたのですが、クーラーント液を交換する際の30分ほどのアイドリングで完全におかしいと確信。
症状は以下のような感じです。
- ACCをONにしても点灯しないことがある。
- 一瞬消えてすぐに点灯したりと不安定。
- ヘッドライトカバーを組み立てる時に点灯しなくなることがある。
配線やコネクタなど不具合の原因は色々考えられるのですが、簡単にチェックできる箇所から進めてみました。
ヘッドライトのコネクター
まずは、ヘッドライトのコネクタからチェックしてみました。こちらは、バルブを差し込んだ際「ガバガバなんだけどこれで大丈夫?」と思っていた箇所。
コネクタの各電圧を測ってみる
コネクタの裏側はあけることができるものだったので、開けて1つづつ12V以上の電圧が来ているかをチェック。
「ロービーム」「ハイビーム」「パッシング」と何度がチェックしてみたのですが問題ありません。すべて12V~の電圧が来ています。
バルブの方がもしかしたらおかしいのかな。と他のバルブを刺してみましたが正常に点灯します。
「なにかのタイミングで点灯しないことがある」という症状なので厄介です。
コネクタがガバガバ
このバイク、H4ヘッドライトが結構ガバガバで抜き差しが簡単に出来てしまいます。何気にギュッっとバルブを奥まで差し込んで見たら「消灯」。少し抜いてみると「点灯」!
初めて症状を出すことができました。
どうやら、コネクタとバルブ端子の接触不良が原因だったようです。
コネクタを買いに行く
沖縄で困るのが、車でもバイクでもこういう細かいパーツがなかなか売られていないことです。通販で購入したら1週間以上かかることもあるのでなんとか沖縄県内の店舗でさがしたいところ・・
普段行くホームセンターでは見たことがないので、真玉橋にあるRICOLANDに向かいます。
コロナ禍時期に一度行ったことがあるのですが、親子連れが数家族いて躾の出来ていない子供が店内を走り回っていてとても印象が悪い店です。あまり行きたくありませんでした。
背に腹は代えられないので、RICOLANDに行ってみるとコロナ禍時期とは違い駐車場はガラガラです。子供連れもほとんどいません。
どんな趣味でもコロナ禍に始めた人種がアレな人たちなだけなんだな・・・と思いました。
無事、RICOLANDでH4バルブ用のコネクタを見つけたので購入しました。
新しいコネクタに交換
古いコネクタはもう使わないので、根本から配線を切断。
3本しかない配線なのですが、間違えないように慎重に新しいコネクタにも同じ位置になるように端子を指して完成。
点灯テスト
新しいコネクタでテストしてみたところ、無事点灯。そして明るさも増したようでテスト時で目の真ん中が黒くなって見えません(笑)
手元にあったバルブは、35Wと55Wとワット数が違ったようで、どうせなら明るいほうがいいので55Wのバルブを取り付けておきました。
ヘッドライトカバーの組み立て
最後に一番嫌な作業「ヘッドライトカバーの組み立て」です。
フロント部分から出ている配線がすべてヘッドライトカバーの中に収納される仕様でうまい具合に配線をまとめないとレンズ部分をはめることが出来ません。
このあたり、個人的には本当に辞めてほしい仕様です。見た目を重視するあまりメンテナンス性、耐久性を落としてどうするの?ヘッドライト裏とか熱を持つわけだからカプラー類は傷んでしまいます。
配線をまとめて見る→レンズがハマるか試す
を何度か繰り返すうちに、やらかしました。
レンズを引っ掛ける爪を折ってしまいまいました・・・・
爪が折れたら、ネジ2個でしかレンズを固定できません。ダメ元で手元にあったツリロンで折ってしまったツメを接着してみたところ、意外としっかり固定できていたので、配線をまとめてとりあえず組み立て。
一応、組み立ては出来たものの瞬間接着剤で固定した爪頼みのヘッドライトとか恐ろしいです。
ヘッドライトと配線ケースを購入
車検に通ったら色々お金はかけたいけど、今は車検に通るかわからないけど自分でできる箇所を修理・メンテナンスしている段階です。
この段階でお金をかけるのはムカつきますが、仕方がありません。
ヘッドライト
まず、ヘッドライトカバーを選びます。
- 配線を可能な限りたくさん入れることができる。
- 雨水の侵入を可能な限り防止するカバー裏の穴の位置。
- キーシリンダーが干渉しない形状。
この3点で探していきます。
色々探した結果これにしました。
配線ケース
ヘッドライトカバー内に無理に配線を詰め込むのは、無理があります。メンテナンス性も悪いしスペースが無いのでヘッドライトの熱もこもり、詰め込まれた配線やカプラーの劣化を早めます。
比較的重要でないものよく触りそうな配線などヘッドライト裏でなくても良さそうな配線は、配線ケースに収納しようと思います。
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