油温が120度まで上がるのでクーラント液を交換
高速道路走行時に油温が120度まで上がる。(測定場所はエンジンオイルフィルター部分)
ラジエーターなどの冷却関連の経路が汚れて冷却機能が落ちているのかも・・ということで、WAKO’Sのラジエーターフラッシュできれいにしてからクーラント液を交換することにした。
物凄く汚れていて、汚れが取れることによりクーラント液が漏れたら嫌なので、念のため冷却水の漏れ止め剤も購入。
WAKO’S RF ラジエーターフラッシュを入れてアイドリング
まず、WAKO’S RF ラジエーターフラッシュをラジエーターキャップを開けて投入。30分ほどアイドリング。
エンジン音などに特に変化はない。水温も上がりすぎることも下がりすぎることもなくアイドリング終了。
ラジエーター下部からクーラント液を抜く
ラジエーター下部にコックがあるのでそれを開いて想像ではめちゃくちゃ汚れているクーラーント液を抜く。
しかし、全くと行っていいほど汚れていない(笑)
想像に反してめちゃくちゃキレイな状態。特に洗浄しなくても良かったらしい。
水を入れて洗浄
洗浄剤が残ってしまうとトラブルのもと。水を入れてエア抜きし、サーモスタットがあくまでアイドリングを4回ほど繰り返す。
ラジエター側、エンジン側を同時にエア抜きするのではなく片方ずつやったほうがエア抜きし易いことがわかった。
最後に余っていたクーラント液ですすぎ
水で何度か濯いでいるうちにわかったのが、クーラント液は完全に抜けきることがない。水で濯いでいるので水も当然残ることになるので、余分に買ったクーラント液と以前の残りですすぎ。
クーラント液を入れて終了
最後に新しいクーラント液を入れ、エア抜きして終了。水温計の取付時に何度もエア抜きはやっているけど何度やっても「エア抜き完了!」というサインが分からない。
アッパーホース側の水温が上がり、ロアホース側も水温が上がれば一応エアでクーラント液が回らないという状態ではなくなったと判断した。
エア抜き用のホースの蓋(プラグ)を紛失
エア抜きをしている時にホースの蓋(プラグ)を紛失。正式な名前がわからずに注文できなかったけどやっとわかった。
洗浄の意味はなかったけど・・
今回冷却経路の汚れは確認できなかったので恐らく油温が120度まで上がる問題の解決にはなっていないと思う。
しかし、中古で購入した車だしクーラント液の交換を最後にいつやったのかもわからない状態。今回全交換できたのでそういう意味では良かった。
効果があった
仕事で少し乗ってみた。その辺をぐるっと廻るのではなく一般道を普通に走行してみたら明らかに水温に変化があった。
- アッパーホースの水温:停車時からサーモスタットが開く70度までの上がり方が急になった。
- ロアホースの水温:一般道の走行時のMAXの水温が5度くらい下がった。(85度→80度)
- アッパーホースとロアホースの水温差が広がった(5度程度→10度弱)
アッパーホースの水温(サーモスタットが開く70度まで)の上がり方が急になったことから、エンジンの熱をうまく冷却水が吸熱出来るようになった。
アッパーホースとロアホースの水温の差が10度近くと広がったことから、ラジエターでの放熱の効率も上がったんだと思う。
洗浄の効果なのか新しい冷却水のおかげなのか不明だけど、効果があった。冷却水の放熱効率が上がったら油温が高温になる対策にもなるはず。
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