肘掛け(肘置き)が欲しい
釣りの為に1~2時間の移動をするため歴代の車には肘置きがあった。純正で付いていない車には汎用肘置きを取り付けたりと結構重要装備。
サンバートラックには当然のようにそんな快適装備は付いていない。色々探したけど良さげな商品が見つからず放置。
- 普通の肘掛けよりも少し高めの位置(個人的な好み)
- 汎用のようにグラグラしないもの
- できれば収納も欲しい
- サイドブレーキやギアチェンジの時に干渉しないようにする
木工ってあんまりやらないのでとりあえず毎週のように手伝ってくれる友人を招集。立派な大工になるための学校に通っていたし!
トリマーが割引されている
ホームセンターを回っている時に、トリマーが表示価格より20%引きという表示を見かけた。表示価格は10,800円。2割引きということはAmazonよりも安い!
前々から木工で何かできるということは知っていたけど、何に使うのかよくわからなかった商品。2割引というのはすごいなぁ・・と思いYouTubeでできることを調べてみた。
カット面をなめらかにしたり装飾したりと何かと使えそう!
2割引だから8,000円位で買えるし!
と買ってきた。
ホームセンターのレジで「2割引の商品ですね!」とレジを操作して値引きしてもらう。
8,640円
8,000円くらいと思っていたのに、四捨五入したら9,000円!一瞬混乱。
帰りの車で計算してみたところ、10,800円の2割引は8,640円。どうやら、表示価格の800円を無視しているので誤差が出たらしいw
トリマーを早く使って見たいので、一緒に木材などの材料も購入し肘掛け作り。
どこに取り付けるのか
肘掛けを設置したい場所は、ドリンクホルダーやサイドブレーキなどがあって結構デコボコしている。
一番奥のボックスは取り外せるのでそれを外し取り付けることに。
ダンボールで型紙を作る
奥のボックスは取り外したもののまっすぐな場所なんてほぼ存在しない。ダンボールで型紙を作る。
コンソールを回避できるようダンボールで型紙を作る。
元になる部分の木材カット
大まかにどのような形にするかが決まったので、一番奥になる部分を作るために木材をカット。
ここは壁に可能な限りくっつけておきたい。
下の方に、元々ついている車体の2つの出っ張りに木材を引っ掛ける為にトリマーで溝を作る。早速トリマーの出番がきた。
「トリマーは危険!」とは聞いていたけど意外と大丈夫。
横板を作る
最初に作ったダンボール型紙を元に横板を作る。曲線部分は電動鋸でカットするもののあまりうまく切ることはできなかった。後でヤスリでなんとかする。
この部分もトリマーでカットしたら良かったのかもしれないけど、トリマーの使い方がいまいちわからないw
奥板と横板をあわせて現物合わせしてみる。いい感じにハマってくれそう。
肘置き部分を作る
肘置き部分の板をカット。この板の上にレカロシートを補修するために購入したクッション材を置きキーケースを作った時の余りコーデュラの布をかぶせタッカーでとめる。
布はしっかり袋状に縫えばきれいに貼れるんだろうけど、ミシンは自宅。構わず折りたたんでタッカーで止める。
トリマーを使って角を取る
せっかく購入してきたトリマーで、見える部分の角を取っておく。本当はボウズと言われる丸く加工する処理をしたかったけど、ホームセンターにはそれ用のビットは売ってなかった。今後のために色々なパターンのビットをネットで購入しておく。
ダボを使ってみる
今回、釘やビスを使わずにダボを使ってみた。
ダボ以外に専用ドリルもポンチもついている便利商品。ポンチもついているので片方ダボ穴を開けて反対側に簡単に印をつけることができる。
固定用の金具を作る
市販されている肘置きで気にいなない点はグラグラすること。グラグラしたり前に倒れたりというのがないように固定金具を作る。
車体奥に引っ掛けることができそうな板があるので、そこに金具で引っ掛けることにした。
事務所に転がっていたステーを叩いて作成。2回目でいい感じのサイズの物ができた。
これを肘置きにビス止めし、車体の穴に引っ掛ける予定。
色塗り
今回はステインを購入。可能な限り木目は見せたくないので黒いステインを購入。ステインを使うのも初体験。
蓋をあけるときにステインが思っていたよりもいっぱい入っていて豪快にこぼした。ムカつく。
ペンキとは違いステインはかなり早く乾く。乾いているのか木材が吸っているのかは分からないけど早く乾くので本当にいい感じ。
組み立て・塗装
ステインが乾いたらダボも指して木工用ボンドもつけて組み立て。どちらが内側とか上下とか木材に書いておいたのにステインでしっかり見えなくなっていたw
しかし、ダボ穴をしっかり等間隔に開ずに適当に開けているのでハマる方向にしかはまらない。
組み立てた後、再度ステインで塗装。
取り付け
各パーツをつくるたびに実際にのっけて現物合わせをしているのですんなり取り付け完了。最後に肘置きを固定する金具をビス止めして再度設置。
取り付けは、木材に掘った溝に車体の2つの突起をはめて、ステーを曲げて作った金具を車体の引っ掛けられる部分に引っ掛けるだけ。
これだけで、まったくグラグラしないいいものができた。取り外しは上に引き抜くだけ。
高さも好みの高さでいい感じ。サイドブレーキやギアチェンジにも干渉せずにいい感じ。
適当な感覚で、底板と棚板を取り付け棚的なものを作ったんだけど、これも奇跡的にいい感じのサイズ。取り外してしまったボックスに入れていたものをきれいに収納することができた。
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