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吸気口をボックス内に収納してエアフィルターが濡れる問題が解決

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吸気口から水滴を吸ってエアフィルターが濡れないか心配

先日、フレーム吸気を廃止しして別のホースで荷台下のスペースから吸気するように変更した。

そして、吸気に使われていたフレーム中心に防錆も完了。

「もう触るところがなくなった!」と思っていたけど、よく考えたら現在の吸気口の位置は雨の日の走行時、前輪が巻き上げた水滴がかぶる可能性のある位置。また、前輪が弾いたゴミや石なども飛んできそう。

エアフィルターの水濡れ対策

ゴミなどは吸気口に取り付けた網である程度はカバーできると思う。しかし、前輪が巻き上げる水滴が問題。

サンバートラックのエアフィルターは乾式。前輪が巻き上げ続けた水滴はフィルターで止めてくれ、エンジンまで入ってエンジンに影響することは無いとは思う。しかし、フィルターは濡れると空気を通さなくなる。

エンジン吸気が悪くなると色々悪いと思う。

実際、雨の日にエアフィルターやエアフィルターボックスを外し作業した後はしばらくマフラーから白い湯気のようなものが出ていた。おそらく作業中放置していたエアフィルターが濡れてしまった事が理由。

今回の心配は、ただの杞憂かもしれない。しかし、むき出しというのも嫌なので吸気口はボックス内に収納することにした。

今回の目的は

  • 吸気口をボックス内に入れて水滴を吸いこみエアフィルターが濡れてしまう事を防ぐ。

の一点。

むき出しになっていた吸気口をボックス内に入れることで、タイヤが巻き上げた水滴などはある程度防いでくれる予定。

ボックスはウオルボックスを購入

荷台下にはすでにウオルボックスが取り付けてあり、それは釣りの後のシャワー用の電源や作業灯のスイッチが入っている。ウォルボックスは屋外用なのでスイッチや端子類が濡れたり錆びたりすることもなくいい感じ。

今回も、ウオルボックスを購入。

箱から開けてみてびっくり。てっきりすでに取り付けてあるウォルボックスもてっきり白だと思っていた。しかし、すでについているウォルボックスは黒w

ウォルボックスの色間違った
すでについているウォルボックスの色を勘違いしていた

後から適当に黒に塗っておけばいいかな。ってことで問題なし。

今回、このボックスを逆さまに取り付け、傘の下に穴を開けてそこからボックス内に空気が入るようにする。

取り付け位置を決める

ボックスの取付位置は可能な限り、吸気経路に使ったホースが結構硬いのであまり自由が効かないためすでに吸気口を出している場所の近くにしたい。

取り付けできそうなボルトを探していると、バッテリーボックスに特に使われていないボルトが2つあった。それを利用して取り付けることにした。

バッテリーボックスに使えそうなボルトがあった
バッテリーボックスに使えそうなボルトがあった

取り付け方法を考える

最初、L字のステーを組み合わせてU時にして取り付けようと思っていた。しかし、ボックス裏の使おうと思っていた穴にはナットが入らない事が発覚。

仕方がないので、事務所にあったM5のボルト・ナットを利用しボックス裏のネジ取り付け部分を使うことにした。かなり長過ぎるボルトだけど気にしない。

ここは貫通しておらず本来ビス止めする部分。

ドリルで穴を開けてL字のステーを取り付け。

ボックス裏にステー取り付け
ボックス裏にステー取り付け

バッテリーボックス側には、ステーの穴を少し広げてうまい具合に固定できた。

バッテリーボックス側はうまい具合にステーを取り付けすることができた
バッテリーボックス側はうまい具合にステーを取り付けすることができた

この2つのステーを固定して取り付けられるということが分かったので、やっと作業開始。

ボックスに吸気口用の穴を開ける

塩ビパイプのジョイントで作った吸気口。これが入る穴をボックスに開ける。

塩ビパイプを当ててみると意外と径が大きい。ホールソーで穴をあけるにしても出っ張っている部分が邪魔になりそうなのでとりあえず削り取る。

ホールソーを使うのに邪魔になりそうな出っ張りを削り取る
ホールソーを使うのに邪魔になりそうな出っ張りを削り取る

出っ張りを削り取ったら塩ビパイプよりほんの少し大きなホールソーで穴をあける。

ホールソーで穴をあける
ホールソーで穴をあける

ホールソーで穴を開けてから、本来配線などを通すために準備されている爪のような部分がかなりグラグラしてしまうことに気づいた。

金網と瞬間接着剤で補強してみたけど、あまり強くなくグラグラする。

こういうときには安心のダクトテープ。似非アルミテープチューニング。

アルミテープで補強
アルミテープで補強

塩ビパイプを刺す穴は完成。

吸気口をボックスに取り付け

ボックスに吸気口として使う塩ビパイプやジョイントを取り付けていく。吸気口には念の為網を貼っておく。

吸気口には金網を貼る
吸気口には金網を貼る

ボックスには塩ビパイプよりも少し大きな穴を開けているので、余っているジョイントを切断し抜けないように固定してから隙間をグルーガンで固めてとりあえずボックス部分は完成。

隙間をグルーガンで埋める
隙間をグルーガンで埋める

すでについているボックスと全然色が違うのもなんとなく嫌なので見える部分のみ黒に塗装もしておいた。天気が悪くなかなか乾かなかった。

見える部分だけ黒で塗装
見える部分だけ黒で塗装

ホース部分のジョイントを決める

ボックスは出来上がったのでホース部分のジョイントを選ぶ。

元々は45度のジョイントを使っていたけど、90度のジョイントの方がうまく収まりそうだったので、90度のジョイントを採用。

癒着テープを巻いてからジョイントを差し込み念の為ダクトテープも巻いてホース部分も完成。

90度のジョイントを取り付け
90度のジョイントを取り付け

ボックスの取付をして完成

ホース部分、ボックス部分も出来上がったので取り付けて完成。

ボックスとホースをジョイントでつなげて完成
ボックスとホースをジョイントでつなげて完成

走行テストしてみる

取り付けて事務所の周りを少し回ってみる。ボックス下に結構穴を開けたけど、3速~がなんか伸びない。

特にエンジンが息継ぎするとかそういうレベルでは無いけど、おそらく吸気が足りていないのだろうとボックス横にも穴を開けて再度事務所の周りを回ってみる。

今回はいい感じ。完成。

吸気口用のボックス完成
吸気口用のボックス完成

釣りに行けないので長距離運転がなかなかない。雨の日などに乗ってみてボックス内とエアフィルターの状態の確認をする。

バキュームメーターの取り付け

2022年3月7日追記
吸気の量がどう変わったのか感覚ではなく数字でみたいのでバキュームメーターを取り付けた。

高速道路の登り坂で減速する問題

2022年5月9日追記
高速道路の登り坂で速度が落ちる問題

大雨洪水警報の出る中走行しても問題なし

2022年5月31日追記

梅雨の最後らへんでよくある豪雨が丁度アポの時間帯にきた。走行していると道路のあちらこちらが冠水している。

傘を持って行っても乗り降りのタイミングでびしょ濡れになり、歩いているとズボンの裾がビショビショに濡れる。

そんな中、走行してみたけど特に異常なし。ボックスで雨水や飛沫とかガードしてくれている。

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